THE BIG-O CARACTERS GIUDE

私の名はロジャー・スミス。この記憶喪失の街には必要な仕事をしている。
パラダイムシティは記憶喪失の街。この街の人間は、四十年前のある日を境に、それ以前の記憶を全て失っている。
しかし、それでも人間というのは何とかしていくものだ。
どうすれば機械が動き、電気が得られるのかさえ判れば、過去の歴史など無くとも、文化とやらは装える。
過去に何があったのか、何が無かったのか。
気にせずに生活だって出来る。いや、そう努力してきたのだ。
記憶を失って哀しんでいるのは、この街の老人だけだ。

しかし――メモリーは悪夢のように、いきなりその姿を現す時がある――。

 

THE BIG-O's Back Ground

ビッグオーの世界観

パラダイムシティ/Paradigm City
遥か過去に、かつてマンハッタンと呼ばれた場所に位置する(この時代にはその地名はメモリーにすら残っていない)ドームに囲われた都市(及び周辺のスラム)の名称。40年前に起こった"何か"によって、地球は常に鉛色の厚い雲に覆われた世界となり、そのもたらす寒さと空気循環の悪さから逃避するべく、一部の人々は巨大なドームを建設する。ドームの内側は、浄化された空気と居心地良い温度と湿度が人工的に管理されており、そして紛い物ながらも陽光や、時には雨や雪までもが降る。しかし、そこに居住することを許されているのは、その設備に投資する事が可能な程に富める者たちに限定されており、貧しいもの達はドームの周辺のスラムに追いやられている。

■ドーム内外の確執は割りと大きい様子。と言うより、ドーム内(シティを支配するパラダイム社の総統アレックスがか?)が外界の住人たちを馬鹿にして、スラムの人間たちはそれに反発しているようだ。もっとも、アレックスは様々な悪巧みをしているらしく、ドームの内外に関することもそれに関係しているらしいが。異国はすでに滅んだと一般的に思われているらしく、パラダイム以外の人間は存在しないと言われることがある。
ちなみに、パラダイムシティではパン屋だろうが不動産屋だろうが軍警察であろうが、全て親会社はパラダイム社である。

 

パラダイム社/Paradigm Company
パラダイムシティのドームを建設した企業。自社が保有するドーム技術により、都市全体を管理・運営(経営)する立場となっており、これはこの世界の事実上の支配者となっている。社長(社主)は、"アレックス・ローズウォーター"(43歳)。
前社主は父親である"ゴードン・ローズウォーター"(現会長)であり、今は広大な農園で隠居生活をしているが、実際にはまだ大きな権力を持っているらしい。また、40年前の謎も彼は知っているらしい…

 

メガデウス/Megadeus
40年前以前の過去の超テクノロジーによって生み出された巨大ロボットの総称らしい。

■40年前以前に作られたものも、過去のテクノロジーのメモリーから造られた巨大ロボットもメガデウスのうちの一体ってことだろうか?
かつて街を紅蓮の炎に染めたメガデウスには、ビッグ・オー、ビッグ・デュオ、ビッグ・ファウの姿が見受けられる。そのほか、40年前以前に作られたものには、オスレイル、ダゴンなども登場している。
メガデウスには謎が多い。ビッグ・デュオは、ビッグ・オーとの戦闘によって大破させられた上、コクピットにパイロットが乗っていないにも関わらず自発的に可動した。海底に眠っていたダゴンも、掘り起こそうとする潜水夫たちによって揺り起こされた際にパイロット無しで街中を大暴れした。オスレイルの場合、川底で眠っていた際に、偶然橋の上で殺されかけて落ちてきたボニーを助け、自らの意思でパイロットに選んだ思われる。ビッグオーをはじめとするメガデウスの原型と呼ばれるアーキタイプは、ドロシーのメモリーを勝手に読み取って勝手に動き出した。ビッグオーもロジャーの呼びかけがなくとも"自分の意思"で彼の元に現れたこともある。メガデウスは本来、パイロットを必要としない存在なんかもしれない…しかし、主を探して悲しむ様子はダゴンからも分かる。とにかく謎。その他、過去のメモリーから造られた新しいメガデウスもある。ドロシー1(ドロシーの姉とも言える)、コンスタンツェなどだ。
メガデウス以外でも巨大ロボットは出てくる。その違いをイマイチ私は分かっていないのだが、性能の違いかな?と思っている。
メガ・ワームはメガデウスの原型とか言われるし、シュバルツが繰り出したメガワームのレヴィヤタン(リヴァイアサン)はビッグオーの3倍強も大型。ベックが手に入れたロボット、ベック・ビクトリー・デラックス(通称スーパー・ベック)やベック・ザ・グレートRX3はヘヴィ・メタルユニットと言うらしい。(そのネーミングセンスはどうかと思うぞ・笑)違うものらしい…誰か教えて。笑。

 

メモリー/Memory
その名の通り、記憶。また、時には記憶や情報、情報を保存したもの、感情などのことも指し示すらしい。この物語の重要なキーポイント(?)であろう。

 

THE BIG-O's CARACTERS

ビッグオーの華麗なるキャラクター達

ロジャー・スミス/Roger Smith
所属:--- 年齢:25 性別:男 身長:180cm 乗機:ビッグオー

主人公。法が正しく機能していない記憶を失った街・パラダイムシティに必要な仕事…ネゴシエイター(交渉人)をしている。その腕はパラダイム随一と言われ、依頼人が有利となるよう、卓越した頭脳でイーブン以上の交渉を成立させる。そして、"ビッグオー"を用いて巨大な敵、巨大な危機に立ち向かうことも彼のもう一つの隠された仕事である。フェミニストであり紳士。元・軍警察捜査官で、ダストンの部下であった。

■フェミニストらしいが、それは人間の女性に対してだけなのか、それともドロシー自体が自分にとって特別な存在になっているのか、割とぞんざいに扱うことがある。初対面でアンドロイドと見抜けなかったことを逆恨みしているのかも(笑)
もしくは、好きな子だから苛めると言うガキっぽいところがあるのか…裏を返せば、ドロシーにはそんな自分の一面を見せている、と言えるかもしれない。だが、エンジェルを危険視しながらもその目は実に「女性を見る目」になっているのがちょっと気になる。笑。
卓越した頭脳で数々の交渉を成功させたパラダイム一のネゴシエイトらしいが。とは思えないぞ…成功したのをアパートの件以外見た覚えがない(笑)
ついでにアイテム。腕時計:ビッグオーを呼び出す、グリフォンに備え付けられた武器を遠隔操作する、その際の照準照合画面になる、通信機器になる(主に自宅のノーマンと/バットマンのブルースと同じだね) グリフォン:彼の愛車。黒塗りのセダン(モービルって言った方がいいかね)。マシンガンやら外装塗料を瞬間的に変えたりなど、いろんなアイテムが詰まってるっぽい。

 

R・ドロシー・ウェインライト/R・Dorothy Wayneright
所属:--- 年齢:18(相当) 性別:女 身長:160cm 体重:130kg

アンドロイド製作での第一人者と言われるウェインライト博士が、亡き娘のメモリーから造った少女アンドロイド。一連の事件をきっかけに、スミス家に居着くことに。シニカルで傍若無人な態度だが、表面にあまり出さない彼女自身の"感情"(メモリー)がそうさせているのかもしれない。攻撃能力は無いが、機械、特に人工知能形とは親和性が高く、その点でロジャーを手伝うこともある。

■以前は「ウェインライトの娘」として笑顔や会話、歌声やらを「父」に見せていたようだ。同じ"造られた者同士"には同情でもない…仲間意識か?…から心を許す所がある。ペロやインストルとは会話が弾むようだ。笑。ちなみにインストルとは笑顔でピアノレッスンをしあう中である。何故かロジャーには笑顔一つ向けない<何で?だが、ロジャーと共にいることで、徐々に感情が強くなっているようだ。エンジェルの名刺を破り捨てたり、ロジャーが家にいないときに…暇なのか寂しいのか…ロジャーの大切にしている(だから何でだよぅ)大量の砂時計を次々にひっくり返したり、掃除の際にエンジェルが残していったルージュ付き煙草を冷たい目で(笑)じっと見下ろしたりなど。アンドロイドでも嫉妬することがあるのだろうか?と言うことはロジャーを…(以下、強制削除)

 

ノーマン・バーグ/Norman Burg
所属:--- 年齢:54 性別:男 身長:195cm 乗機:サイドカー付き大型バイク

ロジャーの執事(バトラー)。メカニックに強く、ビッグオー、及びロジャーの車のメンテナンスも担う。何事が起きても動じない、飄々とした人物。

ドロシーが来る前は、ロジャーの危機には必ず彼が現れていたと思われる(ビッグオーに乗ってきたりとか…)大型バイクを派手に乗り回す運転テクニックは年齢を感じさせない。おとぼけキャラらしいが、時々いいことを言ったりもする。素敵なオジサマ。

 

ダン・ダストン/Dan Dastun
所属:軍警察 年齢:47 性別:男 身長:180cm

軍警察操作指揮官。かつてのロジャーの上司。ロジャーが軍警察を辞めるいきさつとなった事件で、ロジャーとは反目し合う関係となっている。とは言え、当人は悪い人間ではない。反目しあっているが、今ではさほど確執も大きくないようだ。事件が起こる度にロジャーは昔のよしみなのか、彼から情報を得に行くこともあるし、用もなくオフィスに訪れたり、逆にダストンがロジャー宅を訪れることも。現在の軍警察のあり方に疑問は抱いているものの、軍警察に誇りを持っている。

■わりと仲の良い上司と部下だったと思われる。今でも自分のオフィスにかつて部下だったころのロジャーも写った、仕事仲間の写真をおいてたりとかするちょっとお茶目な人。朴訥でロマンとはかけ離れた男(by.ロジャー)だが、たまに昔のことを思ったりなんかもする。なんだかんだ言って表には出さないが、ロジャーのことを心配もしているようだ。

>ついでに腐女子設定
頭のイイ、正義心も強い部下だったロジャーを、ダストンはとても可愛がったに違いない。ただし、それは上司と部下というだけだ。しかし…ロジャーは口にしないまでも、多数のパラダイムシティ住人とは違って、自分の過去に疑問を覚えていた。記憶を失った街で、微かに脳裏を過ぎる両親の面影…失った心の故郷を思い描くように、どこかでこの年上の男に別の何かを見出そうとしていたのかもしれない。信頼や尊敬をこの若者から感じ取れて、ダストンはそれに自然に答えようとしていたが…ロジャーの想いは別のものをも含んでいた。彼はロジャーの思いを受け取ろうとは決してしなかった。見本となるような上司であろう、とする以外は…

 

エンジェル/Angel
所属:--- 年齢:26 性別:女 身長:175cm

パラダイム側のネゴシエイターとしてロジャーの前に現れたが、必ずしもパラダイムの利益のために行動しているわけではない。"ケイシー・ジョンキンズ"、"パトリシア・ラブジョイ"などの、いつも異なる名前で現れる謎の女。通り名では"エンジェル"…天使の羽のような痣が背中にあるからだと言われる。メモリーを探すのは「お金になるからよ」というが…その目的は謎のままである。

■ロジャーも、エンジェルの女性として魅力的な部分には弱い様子(笑)
まさに、ふ〜じこちゃ〜ん♪な感じの彼女はとても可愛いし、悪女っぽいところも憎めない。
なんだかんだ言って、目がヤラシイ気がするぞ、ロジャーさん。さりげなく肩に手を置くのも、この紳士らしい自然な行動と見える…おいおい。

 

ベック/Beck
所属:--- 年齢:22 性別;男 身長:190cm

ソルダーノ令嬢(ドロシー)誘拐事件の首謀者。上下黄色のスーツに片耳ピアス、胸ポケットには櫛を挿す伊達男。ロジャーとビッグオーの活躍により軍警察に逮捕されるも、その後脱獄に成功。ベック・スーパー・デラックスというロボットでロジャー復讐計画を実行する。だが、あえなく失敗、現在は再投獄中。その後も性懲りもなく刑務所からの脱走をはかるベックとその部下。今度は落雷を利用して警備ネットワークを破壊し脱走しようする。雷に感電しながらも計画は成功。そして感電のショックによってベックにはあるメモリーを思い出した…(アニメ・ストーリー展開の核心に迫るので割愛)
ドロシー1を使った犯罪の時、ロジャーの活躍で逮捕されてしまった彼はそれ以来、カラス野郎などといって、ロジャーを恨んでいる。

 

■最初はかませ犬的に出てきたチンピラだったが、わりといい感じに成長している。
ロジャーとは赤い糸で結ばれてるらしい…<劇中のロジャーのセリフより。ロジャーは嫌がっている。笑。
一度目の脱獄後、部下はイケテナイ二人組みになった。一人は白塗りのオカマ。コミックだとヤム(女)もいるらしい。すいません、それ以上知りません。
刑務所暮らしでヒゲ面になったり、感電で髪がアフロになったりと色々大変そう。ロボット好きは犯罪のため以前に、子供の頃からの憧れだろうか…そんな気もする。執拗に犯罪に手を染め、その度にロジャーにちょっかいを出す(と言うより、犯罪を犯す度にロジャーが出てくるのだが)ベック。意外とこの二人、接点が少ないんですよねえ。設定を見たら、ロジャーより年下なのにびびった。でも、彼の方が身長が高いんですね(笑)

>ついでに腐女子設定
やっぱり「赤い糸で結ばれている」仲ですから。笑。幾度となく追い込まれて、ドロシーのおかげで助かってる(逆に危ない目にあったこともあるが)ロジャー。ベック/ロジャーでは、ロジャーがベックの策略で捕まってしまったという設定です。

 

アレックス・ローズウォーター/Alex Rosewater
パラダイム社の代表で、ドーム建設により、パラダイムシティを一つの城塞国家の様な存在にまで仕上げた立役者。そのやり口は強引であくどい。彼の本当の目的は謎。

 

ゴードン・ローズウォーター
初代パラダイムグループの総師。既に隠居しており、表には出て来ないが、未だに絶大な影響力を持つ、謎の大物。本のない図書館で、子供たちに過去のメモリーを刷り込む実験をしていたらしい。その目的は謎。

 

ビッグ・オー/BIG-O
パイロット:ロジャー・スミス 全高:約30m 重量:不明
装備:ストライク・パイル、モビーディック・アンカー
武器:サドン・インパクト、クロム・バスター、アーク・ライン、ミサイル・パーティー、キャノン・パーティー

ロジャー・スミスの操るメガデウスと呼ばれる巨大ロボット。腕のシリンダーを打ち込む"サドン・インパクト"や、頭部のクリスタル部分から照射されるビーム兵器"クロム・バスター"、眼から出すビーム"アーク・ライン"等の装備を持ち、その体内には"ミサイル・パーティー""キャノン・パーティー"といった兵器が内蔵されている。何故、ロジャーの手に渡ったのか、そして、起動時にモニターに表示される"CAST IN THE NAME OF GOD.YE NOT GUILTY"の言葉はいったい何を意味するのか謎に包まれている。

■とうとう出た、我らがビッグ・オー!っていうか、キャラクターに入れていいのか?笑。
ちなみに、うちの書くビッグオーは喋ります…それはもう、ロジャーの愚痴をドロシーと言い合ってます…って、嘘です。
でも、1stシーズンの終わりは「自分の意志」でロジャーの元に現れるので、もしかしたらそのうち喋りだすまでには行かないまでも、精神的な疎通は出来るようになるかも。っていうか、それが見てみたい。笑。

 

シュバルツ・バルト/Schwaltz Walt
『黒い森』と言う名を名乗る、かつて新聞記者だった男。前の名はマイクル・ゼーバッハ。ドイツ人。『この世界の秘密』を知ろうとしたが故に、『この世界の秘密』にとりつかれ、逆に正気を失ってしまった。アーキタイプとビッグデュオを駆り、三度ロジャーに戦いを挑むがいずれも敗北。以後行方不明となる。

■『世界の秘密』ってーのはなんだ…一体、彼の身に何が起きたのだ?アーキタイプを起こした時にあんな姿になったと本人は語るが、それは包帯の事を指すのか?それともその「明らかに可笑しい頭の形」だろうか(笑)パーティーでピエロ姿になった時はあたまのトンガリがなかったので、アレは別に固定された形ではないと思われる。う〜ん、謎だ。哲学くさいセリフが意外と好きです。笑。

 

アラン・ゲイブリエル
タキシードに身を包んだ、正体不明の男。アレックス・ローズウォーターの元で動いているようだ。

■今では大のお気に入りな!彼。笑。狂人で変人って感じ。でも、その狂った変な人具合が好き。彼が何故"あの身体"になったのか、その理由が気になって仕方ありません…
己の欲望にのみ従い、人形壊しを愉しむ彼はかなり可愛かったです<違うだろ
だってドロシーのことを「おまえのような芸術品ならなおさら」と楽しげに言うんですもの!やっぱり君にとってもドロシーは芸術品に見えるんだねvv(結局そこか)

 

R・インストル
天才科学者“アマデウス”が造ったアンドロイド。天才的なピアニストであるが、実はアマデウスが遺したメガデウス"コンスタンツェ"を起動させるためのインストルメントだった。

■当サイト掲載の話の展開上、良く名前を出すので…追加しました。
"父"アマデウスが残してくれた遺産であるピアノを大切にしている。父亡き後は、"アマデウス"と言う名の店で素晴らしい演奏を披露し、客たちを癒し続ける…天才によって作られた最高の手が奏でる音楽で。ロボットらしい姿をしてるが、ある意味ドロシーより人間っぽくていい感じである。
ドロシーとの出会いは、ロジャーによるもの。「私は爽やかな目覚めを大切にしている」と言うロジャー氏は、毎日朝寝坊している。それをドロシーが、極端なレパートリーの音楽で叩き起こす(笑)のが日課となっていた。彼はインストルに、ドロシーにピアノレッスンをしてくれるように頼む。その後、死神博士じゃなくてギーゼングの策略なんかが絡んで、コンスタンツェ起動、「ビッグオー、ショウタイーム!!」ってなことになるのですが…まあ、その辺は割愛します。アニメ見ていただければ分かることだし<ナゲヤリだな

 

[Muho-Chitai] 2003/8/1 Copyright All Rights Reserved and Produced by Kimera.

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